打越眠主主義人民共和国

”うちこし”と読みます

50年後の世界を予想しよう!

このブログだと避けているが、基本的に管理人は天下国家を無責任に論じるのが好きである。これからはこういうスケールの大きいことばかり考えてもいられなくなるので、思い切って青年期の卒業文集のつもりで天下国家を論じてみようかと思う。

題して「50年後の世界」。こういうのは50年後にどれくらい当たっているか確かめるのが楽しい。一方で大きく外してもそれはそれなので気楽に言いっぱなしにできるのもいい。そういうわけで、どんどん言いっぱなしていこう!

地球の気候変動

は大きな悪影響を世界中にもたらが、日本には悪いことばかりでもない。

地球の温暖化自体はすでに不可避な段階に入っているとは思う。「南極やシベリアの氷が溶けて地中のメタンガスが露出することで温室効果の連鎖が起きる」というシナリオには説得力がある。場所によっては気温上昇によって農作物が育たなくなるだろう。人間は一定より気温が高いともう生きていけないらしいが、東南アジアあたりはサハラ砂漠よろしく無人の地域が広がるのではないか。

しかし日本は四方を海に囲まれているので、気温上昇の影響は比較的小さい。気候は熱帯気候化し四季の彩りは失われてしまうが、人が住めなくなるほどではない。むしろ北海道あたりはかえって過ごしやすくなる。広大な平地を都市部として再開発してもよいし、農地を広げてもいい。同じようなことはシベリアを再開発できるロシアにも言えるだろう。

世界の人口爆発

によって淡水不足が深刻化し、日本は産油国ならぬ産水国になる。

人口学ほど正確な未来予測に成功してきた学問はほかに無いんじゃないだろうか。その人口学は今から50年後の2071年に世界総人口が約90億人でピークに達すると予想しているという。

だが人間が生活に活用できる水は地球上に存在する水全体の0.007%に過ぎない。もちろん沸かして戻すとかハイテク技術で濾過するとかすれば海水をいくらでも使えるのだろうが、コストの問題は残る。つまり増えていく人口に対して水の供給は追いつかない。

だが日本は四方の海から水分が山がちな地形に吹き付けて、とにかく水だけはいくらでもある。西アフリカ(とにかく人口が増える!)や中央アジア(人口は知らないが水は不足しそう。内陸は雨降りにくいんでしょ)に日本の水を売って売って売りまくるのだ。どの段階で水輸出産業が成立するかはわからないが、一度成立すればしばらく中東みたいに経済イージーモードを堪能できるだろう。それに甘えて産業が空洞化したりすると大変だが、まあその頃には自分も死んでいる。

日本の過疎化

で消滅する自治体が増える。これはもうしょうがないと思う。真っ先に消滅するのは(というか消滅しつつある)のは山間部。次に農村部、これには気候変動の影響もある。漁村は曲がりなりにも産業があるので無くなりはしないかもしれない。首都圏への一極集中は大きな問題として残るが、地方は地方内で県庁所在地への集中が進むので、いずれにせよ都市人口が人口の大半を占めるようになるだろう。

歴史ある地域に断絶が起こることや、地方経済の底が抜けることは残念だけど、過疎地の維持を諦めればいいこともある。土地が狭く災害も多いせいでとにかくインフラの維持に金がかかるのがこの国の大変なところだが、人口集中はインフラ管理を効率化させることにもつながる。ただ過疎地への投資をやめることは政治的には大きな問題になるので、ソフトランディングにはならないだろう。

国際情勢の今後は米中関係次第

ぐらいのことは正直誰でも言えるよね。

中国には大きな経済的発展のポテンシャルがあり、将来のGDP世界一は疑いようが無い。でも中国が世界秩序の覇権国になる未来は見えない。世界秩序の中心的な価値観をつくっているのは結局欧米だし、そうした価値観の本家本元を維持できるならアメリカの覇権は今後も続くだろう。

中国はアメリカに成り代われるのか? 自分の考えだと、少なくとも共産党政権が続く限りは難しい。今は人口ボーナスで調子がいいけれど、究極的には健全な経済成長には自由で公正な法制度と正当性を備えた政治権力が欠かせないと思う。共産党政権にはそのどちらも期待できない。

一方のアメリカには国土の広さや資源の豊かさ、両洋に囲まれた地理上の安全さ、そして多様な移民を受け入れることによる人材的活力がある。たしかに最近は政治上の混乱が続いて調子が悪いけれど、中国と対抗できる基礎体力が無くなったりはしない。

それじゃあ中国が民主化したら? それはそれでなんとも言えない。長年の政治教育で20世紀的なナショナリズムが遅れて定着した国が民主化すれば、その政権は今よりもむしろ攻撃的な外交を展開するかもしれない。今の共産党政権にはなんだかんだいっても本気でアメリカと戦争するような狂気は無いだろう(と自分は思う)が、同じことを民主化した中国に期待してもいいのか?

日本にとって一番いいのは民主化した中国が平和的に台頭し経済的繋がりが強化されること。次点で共産党政権がアメリカの覇権に挑戦せず平和的に台頭すること。体制に関わらず中国がアメリカに軍事的挑戦を挑み、日本がそれに巻き込まれるのが最悪。

この予測では基本的にポジティブな方向に予想しているので、ここでは一番いい結果を期待することにしたい。

AIとロボットが人間の代わりに働く

ようになって、歴史上初めて人類が労働から開放される。といいなあ……。これは予想というよりは願望だ。20世紀の人が書いた「2001年の世界はこうなる」って今どうなってんの? 空を飛ぶ車も無いし、あの謎のチューブを通る電車みたいなやつも無いし。

でも働いてなにかを生産することが人間が開放されたら人間は何をやるんだろう。ベーシックインカムを受け取って享楽にふけるだけの人生が当たり前になるのだろうか。それはそれでなんだか楽しみが無いな……。そんな風に思うのは俺がまだ真剣に労働したことがないからなのか? あるいはパンとサーカスに困らない老後に満足するのかも。

 

以上、5つのトピックについて50年後を予想してみた。知識も想像力も浅はかな駄文だが、こういうことを頭のなかでこねくりまわすのが楽しかった、という気持ちを再確認できたのはよかった。読者の皆さんの未来にも幸あれ。

日記2021/04/01

帰り際に地元の少年バイカー集団(うるさいが交通ルールは守るので暴走族とは呼ばない)を見かけた。原付きから、なんと呼ぶかは知らないがちゃんとしたバイクに乗り換えていた。移ろわないものは何も無いなと思った。

ともあれ、新年度である。2020年はてっぺんからひり出したクソの欠片に至るまでクソまみれだったが、とにかく食い扶持が見つかったのは幸いだと思う。遅まきながら恥の多かったモラトリアムによ~やくおさらばできるのかと思うと、それなりに晴れがましい気持ちになる。

 

せっかく新生活が始まるので、高校卒業以来の数年間を振り返ってみた。

2013年:浪人。駿台の椅子は座り心地が悪かった。私立文系出身なので数学は高二以来だったが、本番三週間前に数学が志望校後期の必須科目であることを知り、頭が真っ白になる。必死に勉強し筆記試験を突破するも、二次試験(面接・身体検査)の壁は分厚かった。全落ちした。

2014年:二浪目。河合塾の椅子は座り心地がやや改善した。ストレスのせいか色彩感覚が狂う、味覚が無い、耳鳴りが止まない等の症状に苦んだ。志望校の筆記試験は通り続けたが二次試験を突破できずに終わった。模試の成績からすれば一次を通っていたこと自体奇跡だったとも思う。本屋の大学願書コーナーに行って目をつむって適当につかんだ大学を滑り止めとして受験し、最初に合格発表が出たところに進学。今にしてみるとこんな感覚で進学したのが間違いだった。

2015年:呆然と過ごしていたらテスト期間がいつの間にか終わっていた。笑

2016年:昔すぎてなにをやっていたか覚えていない。

2017年:この年に大学の学内誌で行われていた懸賞で自作小説が準入選し賞金3万円を貰ったことは今でも自慢に思っている。審査員からは絶賛の嵐だったが最高の入選(賞金5万円)にはわずかに届かなかった。また動画企画で脚本を担当した作品が10万再生を記録したのもこの年だった。なかなか充実した一年だったと思う。年末に渋谷で声かけてくれたアロマエステティシャンのお姉さん元気かな。

2018年:懸賞に去年に続いて応募したが一段回低い佳作となり、賞金一万円。連続当選だから悪くはないけど。10年に1回しか出ないと噂される入選をもし在学中に取れたら作家を目指そうと思っていたが、そこまでの才ではないなと思った。年末には今なお続く恥金時戦争のグランドゼロが起こった。ここから多くの友人達の学生生活が狂った。

2019年:留年生活一年目。卒業する気を完全に失うも将来像を描けず無為に過ごした。年初をC事件の戦後処理(告発記事第一弾参照)で迎え、四月にはD事件(同第二弾参照)が起こる。周辺の話題が完全にシメンカの話題一色になってしまった。毎週飲み会やって毎週同じ話で盛り上がっていた……。

2020年:留年生活二年目。誰にとっても印象に残る一年だったんじゃないだろうか。このブログは恥金時告発で大変な盛況を迎えた。周囲に迷惑をかけ、個人的に悔いが多く残った年だった。思い通りにいかない時もある。

 

こうしてまとめてみると本当にろくでもないな。20代前半これでよかったのか? 後半三年間は恥金のことばっかじゃねーか。今更言ってもしょうがないけど……いい加減開放されたいよ。

ともかく、次の数年こそは頑張ろう。次の日記にはポジティブなことをたくさん書けるようにしたい。

焼肉屋を弔う文

高校時代のクラスメートにあるひょうきんな男がいた。一方では徳田という奇抜な人物があると聞き、また琴次という名前のかぶき者が高二C組にあるとも聞いた。

高校を卒業する日、そのひょうきん者の名前が徳田琴次であり、徳田と琴次とひょうきん者本人の三者が実は同一人物だったと知り、私は筆舌に尽くしがたい衝撃を受けたのである。徳田は予断を許さない人物であり、他人を批評する際には自身の個性を棚に上げて「あいつは独特だね……」の一言で済ますのが常々であった。

風の噂によれば、大学卒業後徳田は実家の僧院を継いだという。

 

それから数年が経った。私は元ラグビー部の大海氏から徳田氏が檀家から著しい糾弾を受けていることを聞いた。彼はフェイスブックに実名のアカウントを開設し、職業を焼肉屋に設定。火葬を執り行った日に「今日も繁盛しました! お客様に感謝」などと投稿していたのである。

感動した。やはり徳田は社会秩序に反逆する男である。同期生たちが次々と社会に適応していくなかで、急流に逆らって根を張る石のように徳田はその前衛性を保っていた。

その徳田も今は進退窮まっている。やはりおれたちは時代遅れなのか? それを確かめるために、来る新年度に私は房総で船に乗るつもりでいる。

 

※恥金時関連はそのうち更新します

反省2020年 後悔先に立たず

2020年は最悪の年だった。何一つ思い通りにいっていない。ただただ慚愧に堪えない。

「陸地でこれといって面白いこともないので、しばらく船に乗って世界を見てこようと思った」りしたわけではないが、12月の末ごろに船員やるのもいいかなと思って運輸局というところに行ってきた。船員をやりたい人はそこに行って登録するものらしい。

受付の人に素直に事情を話して求人票をつくってもらったが「26歳 高卒 就業経験なし 船員資格無し」という記載を見て気絶しそうになった。やばい……。

来年はどうなってしまうんだろう。人生を取り戻せるのか? あるいはすべてが最初から間に合っていないのか? それはわからない。

日記2020/11/19

一週間に一度ぐらいは書くみたいなペースにしたいな……と思った。

 

・映画

 KINEZOの誕生日クーポンを持て余していたので適当になにか観るか……と思い、昨日劇場に足を運んだ。クーポンに"1400円"って書いてあるから1400円も安くなんのかやべえな無料やんと思ったら1400円引きじゃなくて1400円になるって意味だったっぽい。火曜木曜のKINEZO会員優待デーに予約すれば普通にクーポン価格より安いんだが? くそクーポンやめろや。

 『ストックホルム』を観た。前情報ゼロだったのでストックホルムのことストックホルム症候群しか知らんなと思ったら本当にストックホルム症候群の話だった。ストックホルム症候群ってそれ犯人側がいい人だったとかイケメンだったとかってだけじゃね? と思ってたが実際そういう話だったような気がする。まあ値段分は楽しんだ。

 

・携帯

 ガラケーの折りたたむ部分側面についてる押すとパカって開くボタン(って説明でわかりますか皆さん?)が、壊れた。押しても開かなくなった。最近反応が悪くなっていた。少し前にラインが使えなくなり、その前にはwifiもおかしくなった。インターネットと電話機能が生きているうちは使い続けるつもりだ。

 機械は突然すべて壊れるのではなく、少しずつ故障していくわけだが、少し壊れている機械には独特の美がある。と思う。

 

・MAGAハット

 ドナルド・トランプ落選記念にアマゾンでMAKE AMERICA GREAT AGAINの帽子を1980円で注文したが、配送予定日時を3日すぎても届く気配が無い。しかもアマゾンの商品ページではすでに1200円に値下がりしている。すべてがクソすぎる。よりによって落選してから注文する決断も完全に駄目。なぜ2016年のときに買っておかなかったのか? 四年間被りまくれたのに……

日記2020/11/10

いい加減恥金時関連じゃない記事を投稿しておかないとここが恥金時専門ブログみたいになってしまうしやばいなと思い、とにかく書き出した。もっとも特に書きたいことがあるわけでもない、近頃は『タタール人の砂漠』みたいな生活を送っている。

 

・免許取った
明治時代に入校した自動車学校を二回ダブった挙げ句、卒業証明書の一年の有効期限が切れる前日にようやく免許センターに足を運んだ。一応言い訳しておくと六月に行くつもりだったが、緊急事態宣言で業務が止まっていたのだ。実際の免許センターは想像の100倍くらい小綺麗な建物だったのでびっくりしてしまった。試験自体はどうということは無かった。

将来的にはスポーツカーとか買いたいなと漠然と思っているが、さしあたって運転する予定はまったく無い。まあ免許は持っておいて損はないだろうぐらいの感覚だ。

交通安全協会の事業内容は意義のあるものだと思ったが、当面運転しないので加入は見送ることにした。同じ教室にいた新規免許取得者のなかでも加入者はかなり少数派だったが、協会は今後活動していけるんだろうか、などと心配になった。

 

・ゲーム
話題作の『ゴーストオブツシマ』と、『レッド・デッド・リデンプション2』を立て続けにプレイした。どちらもいわゆるオープンワールドゲーで、なかなか楽しめた。

オープンワールド管見の限りだといわゆる一本道ゲーを批判する文脈でその自由度の高さを強調されることが多いけれど、その手の議論は個人的にはあまりしっくりこない。オープンワールドだと自由”感”があるというのはわかる。その感は大事だ。でもゲーム全体からいったら開発側の用意したレールに沿っていることにはかわりないだろう。大事なのはゲームへの没入感で、その点からいえばまとまりのあるストーリーを順序立てて(ちょうど映画を再生するみたいに)プレイヤーに提示できる一本道ゲーにも利はあるんじゃないのと思う。

 

・映画
『テネット』公開記念で映画館が『インターステラー』をやっていたので観てきた。以前ツイッターで「映画館で観ておくべき映画だ」という評判を目にしつつ公開時期を逸していたのでちょうどよかった。いや本当におもしろかった。宇宙や未踏の惑星に身一つで乗り込む孤立感と親子の絆がひっぱりあう話だ。使い古された表現だけどドッキングシーンでは手に汗握って見てしまった。

『テネット』はオシャレでモダンな画面の印象と裏腹に内容はチキチキスパイ大作戦だった。頑張って息を止めたり飛行機を建物につっこませたりして悪の地球破壊作戦を阻止するぞ!みたいな……。おもしろかったけど、ネットの評判を見ていると楽しみ方を少し間違えたというか、寝違えたというか、そんな感じの人が目につく映画だった。あんまり熱心に考察とかする話じゃないと思う。

鬼滅の刃 無限列車編』は一応観てきた。流行りものは流行るだけあってふつうに面白いことが多いし、オタク特有の逆張りには百害あって一利ない。キャラクターの内面というか、一種の方向性みたいなものがはっきりしていて、それを徹底的に正面からアピールしてくるところが作風だなという感想を持った。アニメのときに同じ感想を「陽キャ陰キャをボコボコにする話だな」などと露悪的に表現した覚えがある。最低の感想だな……。

 

・戦争
この記事を書き始めた頃にナゴルノ・カラバフのシューシャが陥落したらアルメニアは完全敗北するぞという話を見聞きし、書いている最中にシューシャが陥落し、書き終えた頃にアルメニアの首相が停戦協定に合意した。案外にあっけなかった。

たしかにアゼル軍のドローンはアルメニア軍の装甲車両や火砲を一掃してしまったが、蛸壺を掘って歩兵が引きこもれば相当に時間を稼げるのではないか、降雪がはじまったら軍事行動は難しくなるから、間一髪でアルメニアが持ち堪えて対陣したまま越冬するんじゃないかな……などと予想していた。民間人を巻き込んで凄惨な市街戦を展開する前に降伏したアルメニア指導部は立派なものだが、国民世論は納得していない様子だ。

ウクライナ紛争のときにロシア軍人がSNSに自撮りを大量にアップロードするので作戦が筒抜けになり問題視されたことは記憶に新しいが、今回の紛争ではアゼル軍とアルメニア軍の双方が捕虜虐待や死体への虐待を映像に撮ってアップロードしていて驚かされた。イスラム国も斬首動画上げるぐらいじゃもはやいいねを稼げない時代だ。今になってみるとウクライナで自撮りしてたロシア軍人はまだお行儀が良かったのかもしれないとさえ思う。

武器はどんどん進化するのに人間は進化していない。

 

・恥金時
なんとおれをパクって(?)はてなブログを始めた。

hajikintoki.hatenablog.com

さっそく購読しておいたがなかなか更新してくれない。もっとお前のブログを読ませてくれ恥金時。あとおれのブログも読んでくれ恥金時。もっとブログの輪を広げていこうよ。SNSとかオワコンだ、あんなん社会悪意の拡声器だぞ。

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新たな”対応”を予告する恥金時氏

まだやるのか恥金時……。おれはもう戦いにつかれた……。

以前の記事に似たようなことを書いた覚えがあるが、恥金時氏がこれ以上我々との争いから何かを得ることは一切無い。時間その他のリソースの無駄だ。

追放直前の時期にサークルの活動写真に写った彼は様子は幸せの絶頂そのものだった。小さな学生団体とはいえ責任のある立場を(たぶん人生ではじめて)任されて、意中の人と一緒に音楽イベントに行く約束もしていて、飲み会に行けば後輩から代表と呼ばれて、まさに有頂天だったのだろう。いってしまうと我々の団体はまず彼に全てを与えて、しかるのち全てを奪ったわけである。それは恨みも深いだろう。

でもSNSに団体の悪口を書いても代表に復帰はできないし、学生時代をやり直せるわけではない。ましてSNSで団体を中傷することで恋人ができたりもしないのだ。

この争いに終わりはあるのだろうか? わからないまま時間だけが過ぎていく……。

【一期一会に】恥金時戦争 終戦か?【感謝】

これまでの経緯
現在ニコニコ動画youtubeなどでいわゆる東方MMD動画を投稿している恥金時氏ですが、同氏は過去に学生サークル内でストーカー問題を引き起こしたために除名処分を受けた人物でした。彼が問題を起こしてから、やがてサークルに対する誹謗中傷を行うまでにいたる経緯を、本ブログでは一連の恥金時告発記事にて公開してまいりました。 

これまでの告発については以下の記事をご確認ください。また告発記事公開後には、恥金時氏による中傷ツイートの削除と引き換えに本ブログの告発記事を非公開化する方向で和解を呼びかけたものの、現在にいたるまで芳しいご返事をいただいていません。恥金時氏はツイッター上でブログを読んでいないと語っており、和解の呼びかけが彼に届いたかどうかもわからないのが実情です。

しかし紛争は意外な形で決着を迎えることになりそうです。今回の記事では告発第五弾に続くその後の展開について報告します。

本ブログに対して恥金時氏が取った対抗措置とは!?

告発記事公開後、診断メーカーを経由してツイートする外部投稿方式によって自身に不都合な情報を遮断していた恥金時氏。ブログを読んでいないと語りつつも自身を誹謗中傷するものであると断定した上で、対抗措置を取ると予告していました。

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「今後どのように対応していくか(中略)決まりました」

こうした状況で7月8日、恥金時氏は自身のツイッター上で新たに声明を公開し、自身がブログ筆者、元代表A、その他サークルOB一名をブロックしたことを発表しました。

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「大人たちと相談」とあるが勿論恥金時氏も成人男性である。

ブログ筆者と元代表Aに関する恥金時氏の主張はこれまで同様なので説明不要でしょう。

三人目のブロックされた方はサークルOBの一人です。同OBは恥金時氏のツイートを引用リプライする形で「(同氏は)代表の立場を濫用してサークルの女子にキスや身体を触るのを強要して挙句にストーカー行為を繰り返してサークルを除名された」人物である旨をツイート。これに対して恥金時氏は

数週間前、ある(OB氏のハンドルネーム)が「お前は女性会員にキスや体を触ることを強要した」と私に言って来ましたが、正しくは「半ベソをかきながらキスや手を繋ぎたいと言った」です。
私の行為を意図的に悪質な様に見せる表現をしたとして(OB氏ハンドルネーム)を無期限でブロックすることとなりました。

と異様な説明を行いました。被害者自身の説明では確かに強要したとまではいえず、OB氏の認識が誇張されていたことは否めないものの、”半ベソをかきながら”は正直申し上げて意味がよくわかりません。必死の形相だったということでしょうか。

いずれにせよ、数回会話した程度の仲である男性からキスを求められるのは十分にセクハラ行為です。これまでと同様に同氏の認識は自らの過去の行いに対する反省の念を欠いています。

紛争に関するツイートを別アカウントに移行

https://twitter.com/Hajikintoki/status/1281250690032037889?s=20

前日のブロック宣言から一晩明けた7月9日、恥金時氏は紛争に関するツイートをほぼ全て削除し、別アカウントを開設したことを報告しました。

少々長くなるものの、いくつかのツイートを引用します。

ここで恥金時氏は5月18日に行った通称”31連ツイート”を再投稿します。すでに過去の記事で触れたため割愛します。

自らがサークルを追われた経緯について”正しい歴史”を説明する恥金時氏。もはや問題の焦点が事実レベルから歴史観レベルへと移行してしまった感すらあります。

2018年末、当時のNくんはトラブルを表沙汰にしないよう収拾することを望んでいました。意を受けた私と代表Aが”個人的事情からやむをえず、自ら退会した恥金時氏”を演出し、しかし恥金時氏の行動によってなし崩し的にトラブルが表沙汰になってしまったこと。表向きは本人の意志による退会だが事務処理上は除名となったこと。以上の経緯については告発第一弾でも解説した通りです。ただし除名処分は内密かつ事務処理上のことなので、恥金時氏本人が知らなかったこと自体は当然といえます。

そもそもこの紛争の起こりは恥金時氏がNくんに対して一方的な好意をもちストーカー行為を行ったことでした。そのことを考えれば、これは画期的な宣言だといえます。

告発第五弾でも取り扱いましたが、5月にNくんは自身のツイッターアカウントから恥金時氏に向けて「もう私に関わらないでください」といったメッセージを送信していました。これまで恥金時氏は明確な返答をしていませんでしたが、ここに至ってNくんの要請を受け入れたようです。

余談になりますが、Nくんは女性です。恥金時氏が君付けで呼び、本ブログでもそれに合わせたため男性間のトラブルであると受け取った読者の方がいらっしゃるようです。もちろんNくんが男性であったとしても問題の本質は変わらないことは論を俟たないのですが、ここに追記しておきます。

最後に恥金時氏は別アカウントの削除を予告しました。

恥金時戦争は終戦したのか?

恥金時氏がNくんへのストーカー行為を止め、団体への誹謗中傷ツイートを削除するのであれば、答えはイエスです。この記事を執筆している段階ではまだ恥金時氏の別アカウントは削除されていないものの、削除され次第私たちの側では紛争は終結したと判断します。

心残りなのは恥金時氏が私たちの提案した和解協定に応じなかったことです。紛争関連ツイートをすべて削除するのであれば、私たちとの和解に応ずることで彼は本ブログの告発記事を非公開化させられたのですが……。そもそもブログを読んでいないのでしょうし、読んだとしても私たちが協定を誠実に履行するとは考えなかったかもしれません。

一応こちらのスタンスを説明しておくと、恥金時氏が別アカウントを削除するまでは和解の呼びかけは有効です。それ以降も返答が無かった場合、告発記事は今後も公開し続けるつもりです。

紛争を終結させた恥金時氏ですが、彼は自身の過去の行いを誠実に反省したわけではありません。自らを省みようとしないかぎり、彼は新しい居場所を見つけるたびにそこで同様のトラブルを起こすはずです。もし彼と親しい方がこの記事を読んでいるのであれば、彼が正しい道を歩めるよう手を貸してくれればいいなと思います。

以上で今回の記事を終わろうと思います。ありがとうございました。

恥金時戦争年表

2018年

11月10日 恥金時がサークル五代目代表に就任。

12月7日 東方オーケストラ。恥金時がNに告白する。

7日から9日にかけて恥金時がNくんのSNSにメッセージを大量送信。

12月26日 恥金時が後輩たちへ謝罪文を送付。

2019年

1月4日 元代表Aが恥金時に”後輩たちの許しは得られなかった”と伝える。

1月7日 恥金時がサークルを退会。

1月8日 恥金時がツイッターで新アカウント@cymenca_INTAIを開設。

1月9日 元代表A下宿先に怪文書が投函される。

4月2日から3日午後にかけて@cymenca_INTAIが鍵解除され情熱的ツイートを呟く。

4月3日

午前4時 恥金時がブログ筆者のツイッターアカウントにDMするも気付かれず。

昼下がりに大学構内で巨大なIKEAのサメのぬいぐるみを抱えた恥金時が目撃される。

午後11時50分 恥金時がブログ筆者に再度DM。

4月4日午前1時40分頃 ディスコードサーバー”Colosseum”にて対談。 恥金時のサークル復帰の願いは拒絶される。

4月14日 恥金時が新アカウント@hajikintokiを作成。

12月19日 ブログ筆者と元代表Aを大学当局が召喚。

12月22日 恥金時がサークルで用いていたハンドルネーム”シメンカ”を復活させる。

12月24日 ブログ筆者が学生課に出頭。

2020年

3月22日 恥金時が”重大発表”ツイートを行う。

3月23日から26日にかけて 代表Fが恥金時にDMし団体名を明記したツイートの削除を求めるも、拒否される。一方で動画制作サークル側は独自に恥金時と和解。

5月3日 恥金時が自身が”葬式被害”に遭ったとツイートしサークルを中傷。

5月18日 恥金時が第二報、いわゆる31連ツイートを行う。

5月19日から21日にかけてNと恥金時間のリプライが進行。

6月4日 恥金時が第三報を予告。

6月6日 代表Fが確認リプライを送ったところ恥金時がNに返信。

6月19日 本ブログが恥金時告発第一弾を公開。

6月20日 告発第二弾公開。

6月22日 告発第三弾公開。

6月23日 告発第四弾公開。

6月24日 告発第五弾公開。

6月25日 和解呼びかけ記事を公開。

7月9日 恥金時が@hajikintokiの関連ツイートを削除し別垢へ移行。

7月15日 本記事を公開。