打越眠主主義人民共和国

”うちこし”と読みます

日記2020/11/10

いい加減恥金時関連じゃない記事を投稿しておかないとここが恥金時専門ブログみたいになってしまうしやばいなと思い、とにかく書き出した。もっとも特に書きたいことがあるわけでもない、近頃は『タタール人の砂漠』みたいな生活を送っている。

 

・免許取った
明治時代に入校した自動車学校を二回ダブった挙げ句、卒業証明書の一年の有効期限が切れる前日にようやく免許センターに足を運んだ。一応言い訳しておくと六月に行くつもりだったが、緊急事態宣言で業務が止まっていたのだ。実際の免許センターは想像の100倍くらい小綺麗な建物だったのでびっくりしてしまった。試験自体はどうということは無かった。

将来的にはスポーツカーとか買いたいなと漠然と思っているが、さしあたって運転する予定はまったく無い。まあ免許は持っておいて損はないだろうぐらいの感覚だ。

交通安全協会の事業内容は意義のあるものだと思ったが、当面運転しないので加入は見送ることにした。同じ教室にいた新規免許取得者のなかでも加入者はかなり少数派だったが、協会は今後活動していけるんだろうか、などと心配になった。

 

・ゲーム
話題作の『ゴーストオブツシマ』と、『レッド・デッド・リデンプション2』を立て続けにプレイした。どちらもいわゆるオープンワールドゲーで、なかなか楽しめた。

オープンワールド管見の限りだといわゆる一本道ゲーを批判する文脈でその自由度の高さを強調されることが多いけれど、その手の議論は個人的にはあまりしっくりこない。オープンワールドだと自由”感”があるというのはわかる。その感は大事だ。でもゲーム全体からいったら開発側の用意したレールに沿っていることにはかわりないだろう。大事なのはゲームへの没入感で、その点からいえばまとまりのあるストーリーを順序立てて(ちょうど映画を再生するみたいに)プレイヤーに提示できる一本道ゲーにも利はあるんじゃないのと思う。

 

・映画
『テネット』公開記念で映画館が『インターステラー』をやっていたので観てきた。以前ツイッターで「映画館で観ておくべき映画だ」という評判を目にしつつ公開時期を逸していたのでちょうどよかった。いや本当におもしろかった。宇宙や未踏の惑星に身一つで乗り込む孤立感と親子の絆がひっぱりあう話だ。使い古された表現だけどドッキングシーンでは手に汗握って見てしまった。

『テネット』はオシャレでモダンな画面の印象と裏腹に内容はチキチキスパイ大作戦だった。頑張って息を止めたり飛行機を建物につっこませたりして悪の地球破壊作戦を阻止するぞ!みたいな……。おもしろかったけど、ネットの評判を見ていると楽しみ方を少し間違えたというか、寝違えたというか、そんな感じの人が目につく映画だった。あんまり熱心に考察とかする話じゃないと思う。

鬼滅の刃 無限列車編』は一応観てきた。流行りものは流行るだけあってふつうに面白いことが多いし、オタク特有の逆張りには百害あって一利ない。キャラクターの内面というか、一種の方向性みたいなものがはっきりしていて、それを徹底的に正面からアピールしてくるところが作風だなという感想を持った。アニメのときに同じ感想を「陽キャ陰キャをボコボコにする話だな」などと露悪的に表現した覚えがある。最低の感想だな……。

 

・戦争
この記事を書き始めた頃にナゴルノ・カラバフのシューシャが陥落したらアルメニアは完全敗北するぞという話を見聞きし、書いている最中にシューシャが陥落し、書き終えた頃にアルメニアの首相が停戦協定に合意した。案外にあっけなかった。

たしかにアゼル軍のドローンはアルメニア軍の装甲車両や火砲を一掃してしまったが、蛸壺を掘って歩兵が引きこもれば相当に時間を稼げるのではないか、降雪がはじまったら軍事行動は難しくなるから、間一髪でアルメニアが持ち堪えて対陣したまま越冬するんじゃないかな……などと予想していた。民間人を巻き込んで凄惨な市街戦を展開する前に降伏したアルメニア指導部は立派なものだが、国民世論は納得していない様子だ。

ウクライナ紛争のときにロシア軍人がSNSに自撮りを大量にアップロードするので作戦が筒抜けになり問題視されたことは記憶に新しいが、今回の紛争ではアゼル軍とアルメニア軍の双方が捕虜虐待や死体への虐待を映像に撮ってアップロードしていて驚かされた。イスラム国も斬首動画上げるぐらいじゃもはやいいねを稼げない時代だ。今になってみるとウクライナで自撮りしてたロシア軍人はまだお行儀が良かったのかもしれないとさえ思う。

武器はどんどん進化するのに人間は進化していない。

 

・恥金時
なんとおれをパクって(?)はてなブログを始めた。

hajikintoki.hatenablog.com

さっそく購読しておいたがなかなか更新してくれない。もっとお前のブログを読ませてくれ恥金時。あとおれのブログも読んでくれ恥金時。もっとブログの輪を広げていこうよ。SNSとかオワコンだ、あんなん社会悪意の拡声器だぞ。

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新たな”対応”を予告する恥金時氏

まだやるのか恥金時……。おれはもう戦いにつかれた……。

以前の記事に似たようなことを書いた覚えがあるが、恥金時氏がこれ以上我々との争いから何かを得ることは一切無い。時間その他のリソースの無駄だ。

追放直前の時期にサークルの活動写真に写った彼は様子は幸せの絶頂そのものだった。小さな学生団体とはいえ責任のある立場を(たぶん人生ではじめて)任されて、意中の人と一緒に音楽イベントに行く約束もしていて、飲み会に行けば後輩から代表と呼ばれて、まさに有頂天だったのだろう。いってしまうと我々の団体はまず彼に全てを与えて、しかるのち全てを奪ったわけである。それは恨みも深いだろう。

でもSNSに団体の悪口を書いても代表に復帰はできないし、学生時代をやり直せるわけではない。ましてSNSで団体を中傷することで恋人ができたりもしないのだ。

この争いに終わりはあるのだろうか? わからないまま時間だけが過ぎていく……。