打越眠主主義人民共和国

”うちこし”と読みます

バイク買いました

買いました。ホンダのクロスカブ110です。

 

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決め手は見た目。100%見た目。普通のスクーターよりちょっと高かったけど一目惚れして買っちゃったね。原付だけど原付っぽくないのがいい、

排気量110ccの原付二種だから車検は要らないし保険も安い。高速には乗れないけど60km制限で二段階右折も必要ないからぜんぜん車と一緒に走れる。

アチェンジはあるけどクラッチ操作は必要ないのでAT免許でOK。上の写真でエンジンの脇についてるペダルがギアペダルで、つま先を踏むとシフトアップ、かかとを踏むとシフトダウンする。ガチャガチャするのは楽しいけどクラッチとか面倒くささもあるな……という自分にぴったり。

 

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購入時にリアボックス、ロングキャリア、サドルバッグ一対、センターキャリアとバッグ、スマホホルダーと充電機構をつけてもらった。

 

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ハンドルにくっついているのが充電機構とスマホホルダー。カーナビアプリを使うのに便利。充電は出力がかなり弱く、1%増えたり減ったりを繰り返す程度。

下に見えるのはセンターキャリアとバッグ。正直要らなかったかもしれない。乗り降りするときに足がよくぶつかる……。

 

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ロングキャリア、リアボックスとサドルバッグ。やはりボックスはあったほうがなにかと便利。ボックスはダサいと忌避する人も多いらしいがクロスカブには全然似合うと思う。純正キャリアだと背負ったリュックとボックスが当たってウザかろうと思ったのでロングキャリアに付け替えた。このロングキャリアがサドルバッグ対応で、両舷にバッグを取り付けている。バッグはファッション的にもいい感じだし、バイクカバーや雨装備の類をしまっておくのに使えてかなり便利。

 

まだ今月初めに納車したばかりだが横浜横須賀間を走ってみたりして楽しんでいる。三浦半島は海沿いの道路が多いので走っていて楽しい。事故らないように気をつけて走ります。

日記2021/06/06 燃え上がれ 燃え上がれ 燃え上がれ 家計の収支

君よ 返済(かえ)せ

まだ月の手取りを超える 借金が残ってるなら

巨大な 生活費 けずれ けずれ けずれ(テテーテー)

夏の 寸志に 期待だ ガンダム

機動戦士 ガンダム ガンダム

 

端的にいうと金に困った。なにも考えずにスマホとパソコンと家財道具を買い込んで、毎食外食してたらとんでもないことになった。馬鹿か?

まあそれはそれとしてだよ。入社二ヶ月で給料が1割カットはつれえわ。まあ倒産寸前だからな。そんなもんか。上はボーナスの割合やらなんやらで会社とやりあってるけどそんなこと気にする余裕も無い。そもそも仕事の覚えが悪すぎて放逐されるかどうかの瀬戸際なのに給料少なくてつれえっすとか言えね~。

 

今回の記事では自分用もかねて現状の家計を見直していこうと思う。

まず収入。入社前の説明だと手取り20万とのことだったが、実際1割引き18万とかなんだろうか。1割引きは航海手当等を除いた課税対象給与の1割を意味するとのことだが、控除の仕組みとかよくわかってないせいで最終いくらになるのかわかっていない。住民税はまだ払ってないし、組合費とか船員保険とかは多分給与額に連動しないよね? まあとりあえずここでは手取り18万ぐらいと考えておく。自分の履歴書の悲惨さを考えればこれでも別に悪い額ではない。

次に支出。

まず家賃は共益費込みでだいたい4万円。けっこう抑えたつもりだったが、住宅費は収入の1/4が目安らしいので、現在の手取りからするとほぼ適正額に近い。

続いて光熱水道費。5月の請求がいくらぐらいだったのか忘れた。まあ多分安い。月の半分は船の上で生活してるんだから一般人の半分しかかかってないはず。平均いくらなのかわからないがとりあえず1万でカウントしておく。

保険料は安い医療共済と自転車保険だけ入った。月2000円。共済は独り身なので保険とかいらないだろと思っていたが、仕事の危険性が尋常ではないので慌てて加入した。マジで今足すべってたら死んでたなみたいな瞬間が一日に何回もある。

動画サイトや新聞など、有料会員系の費用。全部足して月5000円ぐらい。絶対に削るつもりである。あまり読めていない新聞や惰性だけで続けていたニコニコ動画プレミアムは真っ先に打ち切る。

通信費は4月5月はけっこうかさんでしまった。基本的にwifi環境があるところでしか携帯を使わない想定だったので従量課金制のプランにしたが、光回線がまだ転居先にないのでデザリングで代替したところ請求額がえらいことになってしまった。今月中に回線が開通する予定なので、それ以降は月10000円ほどで安定するはず。

食費はかなりかかっている。5月は4万円ほどかかってしまった。水道光熱費と同じで月の半分を船上で過ごしていることを考えると、これは明らかにかけすぎ。普通の人と同じで陸上生活してたら月8万ペースってことでしょ? 高級住宅街の専業主婦じゃねーんだからさあ……。しかし生活基盤が陸上にないせいで自炊する余裕が現状あまりないことを考えると外食の比率は高いことはしょうがない部分もあるし……。

そしてジム。あまりに体力が足りていないので通い始めた。月25000円。これがめっちゃ重い。

最後に財布に入れておく現金や娯楽費、日用品などで合計20000円ほど計上する。

以上を合計すると152000円。浮いた3万弱を、すべて借金返済にあてる。

 

そう、借金……。詳細は伏せるが新生活を始めるにあたっての必要経費を完全に甘く見ていた。残り約50万円ほど借金が残っている。気が遠くなりそうだ……。せめてあと2万あれば……。

特に結論などを導かず、今回の記事はこれで終わりにする。仕事についてはそのうちなんか書きたい。

日記2021/04/16

「先ず隗より始めよ」の対義語、「おれさえもついに就職」

というわけで、明日からついに乗船である。

・処女航海なのにいきなり「二日目は時化るからな。酔い覚悟しとけ」などと言われて楽しくなってしまった!!!

・1日の行程表見たら朝5時起きで夜までまったく休み無くてすげえと思った。しかも船内で飲み会めっちゃやるらしい。いつ寝んの?

・繁忙期で人手不足で長期休暇は半年経つまで取れないってことは2日続く休みは10月まで無いってことか? 盛り上がってきたあ しかし半年経てば労組に入れるし労組の補助で資格も取れるし、最初の目標はそこまで生き残ることかもしれん。とにかく仕事を覚えないといけない。

・自宅から職場まで自転車35分のつもりだったけど今日試したら途中道迷ったの込みで80分かかった。正気か? 原付35分の間違いだろ…… 自転車通勤やめるかもしれん。

・自宅の荷物ちょっとだけ動かしたけどマジでなにも進まない。本棚でロフトを埋め尽くして埋まるかどうか五分五分だけど本棚の整備まったく進んでないしやばい。どこかタイミングを定めて一気呵成に組み立ててしまう以外のビジョン無さそう。

 

次の更新は下船時に。処女航海について書きます。

50年後の世界を予想しよう!

このブログだと避けているが、基本的に管理人は天下国家を無責任に論じるのが好きである。これからはこういうスケールの大きいことばかり考えてもいられなくなるので、思い切って青年期の卒業文集のつもりで天下国家を論じてみようかと思う。

題して「50年後の世界」。こういうのは50年後にどれくらい当たっているか確かめるのが楽しい。一方で大きく外してもそれはそれなので気楽に言いっぱなしにできるのもいい。そういうわけで、どんどん言いっぱなしていこう!

地球の気候変動

は大きな悪影響を世界中にもたらが、日本には悪いことばかりでもない。

地球の温暖化自体はすでに不可避な段階に入っているとは思う。「南極やシベリアの氷が溶けて地中のメタンガスが露出することで温室効果の連鎖が起きる」というシナリオには説得力がある。場所によっては気温上昇によって農作物が育たなくなるだろう。人間は一定より気温が高いともう生きていけないらしいが、東南アジアあたりはサハラ砂漠よろしく無人の地域が広がるのではないか。

しかし日本は四方を海に囲まれているので、気温上昇の影響は比較的小さい。気候は熱帯気候化し四季の彩りは失われてしまうが、人が住めなくなるほどではない。むしろ北海道あたりはかえって過ごしやすくなる。広大な平地を都市部として再開発してもよいし、農地を広げてもいい。同じようなことはシベリアを再開発できるロシアにも言えるだろう。

世界の人口爆発

によって淡水不足が深刻化し、日本は産油国ならぬ産水国になる。

人口学ほど正確な未来予測に成功してきた学問はほかに無いんじゃないだろうか。その人口学は今から50年後の2071年に世界総人口が約90億人でピークに達すると予想しているという。

だが人間が生活に活用できる水は地球上に存在する水全体の0.007%に過ぎない。もちろん沸かして戻すとかハイテク技術で濾過するとかすれば海水をいくらでも使えるのだろうが、コストの問題は残る。つまり増えていく人口に対して水の供給は追いつかない。

だが日本は四方の海から水分が山がちな地形に吹き付けて、とにかく水だけはいくらでもある。西アフリカ(とにかく人口が増える!)や中央アジア(人口は知らないが水は不足しそう。内陸は雨降りにくいんでしょ)に日本の水を売って売って売りまくるのだ。どの段階で水輸出産業が成立するかはわからないが、一度成立すればしばらく中東みたいに経済イージーモードを堪能できるだろう。それに甘えて産業が空洞化したりすると大変だが、まあその頃には自分も死んでいる。

日本の過疎化

で消滅する自治体が増える。これはもうしょうがないと思う。真っ先に消滅するのは(というか消滅しつつある)のは山間部。次に農村部、これには気候変動の影響もある。漁村は曲がりなりにも産業があるので無くなりはしないかもしれない。首都圏への一極集中は大きな問題として残るが、地方は地方内で県庁所在地への集中が進むので、いずれにせよ都市人口が人口の大半を占めるようになるだろう。

歴史ある地域に断絶が起こることや、地方経済の底が抜けることは残念だけど、過疎地の維持を諦めればいいこともある。土地が狭く災害も多いせいでとにかくインフラの維持に金がかかるのがこの国の大変なところだが、人口集中はインフラ管理を効率化させることにもつながる。ただ過疎地への投資をやめることは政治的には大きな問題になるので、ソフトランディングにはならないだろう。

国際情勢の今後は米中関係次第

ぐらいのことは正直誰でも言えるよね。

中国には大きな経済的発展のポテンシャルがあり、将来のGDP世界一は疑いようが無い。でも中国が世界秩序の覇権国になる未来は見えない。世界秩序の中心的な価値観をつくっているのは結局欧米だし、そうした価値観の本家本元を維持できるならアメリカの覇権は今後も続くだろう。

中国はアメリカに成り代われるのか? 自分の考えだと、少なくとも共産党政権が続く限りは難しい。今は人口ボーナスで調子がいいけれど、究極的には健全な経済成長には自由で公正な法制度と正当性を備えた政治権力が欠かせないと思う。共産党政権にはそのどちらも期待できない。

一方のアメリカには国土の広さや資源の豊かさ、両洋に囲まれた地理上の安全さ、そして多様な移民を受け入れることによる人材的活力がある。たしかに最近は政治上の混乱が続いて調子が悪いけれど、中国と対抗できる基礎体力が無くなったりはしない。

それじゃあ中国が民主化したら? それはそれでなんとも言えない。長年の政治教育で20世紀的なナショナリズムが遅れて定着した国が民主化すれば、その政権は今よりもむしろ攻撃的な外交を展開するかもしれない。今の共産党政権にはなんだかんだいっても本気でアメリカと戦争するような狂気は無いだろう(と自分は思う)が、同じことを民主化した中国に期待してもいいのか?

日本にとって一番いいのは民主化した中国が平和的に台頭し経済的繋がりが強化されること。次点で共産党政権がアメリカの覇権に挑戦せず平和的に台頭すること。体制に関わらず中国がアメリカに軍事的挑戦を挑み、日本がそれに巻き込まれるのが最悪。

この予測では基本的にポジティブな方向に予想しているので、ここでは一番いい結果を期待することにしたい。

AIとロボットが人間の代わりに働く

ようになって、歴史上初めて人類が労働から開放される。といいなあ……。これは予想というよりは願望だ。20世紀の人が書いた「2001年の世界はこうなる」って今どうなってんの? 空を飛ぶ車も無いし、あの謎のチューブを通る電車みたいなやつも無いし。

でも働いてなにかを生産することが人間が開放されたら人間は何をやるんだろう。ベーシックインカムを受け取って享楽にふけるだけの人生が当たり前になるのだろうか。それはそれでなんだか楽しみが無いな……。そんな風に思うのは俺がまだ真剣に労働したことがないからなのか? あるいはパンとサーカスに困らない老後に満足するのかも。

 

以上、5つのトピックについて50年後を予想してみた。知識も想像力も浅はかな駄文だが、こういうことを頭のなかでこねくりまわすのが楽しかった、という気持ちを再確認できたのはよかった。読者の皆さんの未来にも幸あれ。

日記2021/04/01

帰り際に地元の少年バイカー集団(うるさいが交通ルールは守るので暴走族とは呼ばない)を見かけた。原付きから、なんと呼ぶかは知らないがちゃんとしたバイクに乗り換えていた。移ろわないものは何も無いなと思った。

ともあれ、新年度である。2020年はてっぺんからひり出したクソの欠片に至るまでクソまみれだったが、とにかく食い扶持が見つかったのは幸いだと思う。遅まきながら恥の多かったモラトリアムによ~やくおさらばできるのかと思うと、それなりに晴れがましい気持ちになる。

 

せっかく新生活が始まるので、高校卒業以来の数年間を振り返ってみた。

2013年:浪人。駿台の椅子は座り心地が悪かった。私立文系出身なので数学は高二以来だったが、本番三週間前に数学が志望校後期の必須科目であることを知り、頭が真っ白になる。必死に勉強し筆記試験を突破するも、二次試験(面接・身体検査)の壁は分厚かった。全落ちした。

2014年:二浪目。河合塾の椅子は座り心地がやや改善した。ストレスのせいか色彩感覚が狂う、味覚が無い、耳鳴りが止まない等の症状に苦んだ。志望校の筆記試験は通り続けたが二次試験を突破できずに終わった。模試の成績からすれば一次を通っていたこと自体奇跡だったとも思う。本屋の大学願書コーナーに行って目をつむって適当につかんだ大学を滑り止めとして受験し、最初に合格発表が出たところに進学。今にしてみるとこんな感覚で進学したのが間違いだった。

2015年:呆然と過ごしていたらテスト期間がいつの間にか終わっていた。笑

2016年:昔すぎてなにをやっていたか覚えていない。

2017年:この年に大学の学内誌で行われていた懸賞で自作小説が準入選し賞金3万円を貰ったことは今でも自慢に思っている。審査員からは絶賛の嵐だったが最高の入選(賞金5万円)にはわずかに届かなかった。また動画企画で脚本を担当した作品が10万再生を記録したのもこの年だった。なかなか充実した一年だったと思う。年末に渋谷で声かけてくれたアロマエステティシャンのお姉さん元気かな。

2018年:懸賞に去年に続いて応募したが一段回低い佳作となり、賞金一万円。連続当選だから悪くはないけど。10年に1回しか出ないと噂される入選をもし在学中に取れたら作家を目指そうと思っていたが、そこまでの才ではないなと思った。年末には今なお続く恥金時戦争のグランドゼロが起こった。ここから多くの友人達の学生生活が狂った。

2019年:留年生活一年目。卒業する気を完全に失うも将来像を描けず無為に過ごした。年初をC事件の戦後処理(告発記事第一弾参照)で迎え、四月にはD事件(同第二弾参照)が起こる。周辺の話題が完全にシメンカの話題一色になってしまった。毎週飲み会やって毎週同じ話で盛り上がっていた……。

2020年:留年生活二年目。誰にとっても印象に残る一年だったんじゃないだろうか。このブログは恥金時告発で大変な盛況を迎えた。周囲に迷惑をかけ、個人的に悔いが多く残った年だった。思い通りにいかない時もある。

 

こうしてまとめてみると本当にろくでもないな。20代前半これでよかったのか? 後半三年間は恥金のことばっかじゃねーか。今更言ってもしょうがないけど……いい加減開放されたいよ。

ともかく、次の数年こそは頑張ろう。次の日記にはポジティブなことをたくさん書けるようにしたい。

焼肉屋を弔う文

高校時代のクラスメートにあるひょうきんな男がいた。一方では徳田という奇抜な人物があると聞き、また琴次という名前のかぶき者が高二C組にあるとも聞いた。

高校を卒業する日、そのひょうきん者の名前が徳田琴次であり、徳田と琴次とひょうきん者本人の三者が実は同一人物だったと知り、私は筆舌に尽くしがたい衝撃を受けたのである。徳田は予断を許さない人物であり、他人を批評する際には自身の個性を棚に上げて「あいつは独特だね……」の一言で済ますのが常々であった。

風の噂によれば、大学卒業後徳田は実家の僧院を継いだという。

 

それから数年が経った。私は元ラグビー部の大海氏から徳田氏が檀家から著しい糾弾を受けていることを聞いた。彼はフェイスブックに実名のアカウントを開設し、職業を焼肉屋に設定。火葬を執り行った日に「今日も繁盛しました! お客様に感謝」などと投稿していたのである。

感動した。やはり徳田は社会秩序に反逆する男である。同期生たちが次々と社会に適応していくなかで、急流に逆らって根を張る石のように徳田はその前衛性を保っていた。

その徳田も今は進退窮まっている。やはりおれたちは時代遅れなのか? それを確かめるために、来る新年度に私は房総で船に乗るつもりでいる。

 

※恥金時関連はそのうち更新します

反省2020年 後悔先に立たず

2020年は最悪の年だった。何一つ思い通りにいっていない。ただただ慚愧に堪えない。

「陸地でこれといって面白いこともないので、しばらく船に乗って世界を見てこようと思った」りしたわけではないが、12月の末ごろに船員やるのもいいかなと思って運輸局というところに行ってきた。船員をやりたい人はそこに行って登録するものらしい。

受付の人に素直に事情を話して求人票をつくってもらったが「26歳 高卒 就業経験なし 船員資格無し」という記載を見て気絶しそうになった。やばい……。

来年はどうなってしまうんだろう。人生を取り戻せるのか? あるいはすべてが最初から間に合っていないのか? それはわからない。