7月2日にツイッターが終わった。終わったと言っていい。暗君が支配し人々は我先に逃げ出している。SNSで他人の投稿が見れなくなるのは致命的だ。イーロンにはもともと期待していなかったがもうだめだろ。
いつからツイッターを使っていたか。少なくとも高校生の頃にはアカウントを持っていて、最初期のフォロワーは同級生たちだった。
それ以前は2ちゃんねるのROM専で、ニュー速の変わり映えしない対立煽りとアフィサイトに辟易しながら過ごしていたのだが、ニュー速崩壊で行き場をなくして……
だからもう10年近い付き合いになるわけで、実際浪人生のあまり幸福でなかった時期や学生時代のほぼすべてを過ごした以上愛着はある。
これからどうすればいいだろう? 昔馴染みとはラインとディスコードでつながっている。実際ここ最近クローズドな交流はツイッターから後退しつつあった。ただこれはいわば固定された、既存の人間関係の延長にすぎない。
ツイッターのよかったところはそういう半径の小さい交流と、知識人や尊敬すべきオタクの知見、はやりのアニメの感想や次に読むべき一冊のガイドを同時に見れたところだった。ツイフェミ論争とかクソみたいなハッシュタグデモのような問題はあったが、やはりSNSのそういう世界が開かれてる感はよかった。
それを代替できる場所は今の所ない。ネットをやめて現実に向き合うときだというのはたしかにひとつの立場だけど、肉体的空間的制約をそこで越えていくのがネットなんじゃないのかよと言いたい気持ちはある。
とにかくツイッターはもう終わりだ。ディアスポラの時代はもう始まっている。俺はしばらくここ(ブログ)でやっていこうと思う。